#その他文学
今している仕事は午後過ぎに終ってしまう。お客様からの質問や進路相談、人生相談などに応じてからホテルに戻っても、夕方5時を少し越えるくらいの時刻である。 だから『ハゲタカ』再放送を見ることができる。 僕は、NHKのドラマはできる限りチェックす…
金がないので昨晩はヱヴィスはあきらめ、サッポロの黒ラベルを飲んだ。缶のデザインが大好きだ。黒丸に金星。その下にある"SAPPORO"の文字。「生」と金字で抜かれた周囲の英文がうっとうしく余計であるが、このデザインが僕は大好きだ。頭で呑む派としては、…
幾晩か続けて明かしながら作成していたプチSの後期テキスト原稿をあげる。メールに載せて送付する。作成中は現代文の通常講義用テキストとテストゼミ用の2種類を同時並行で作りながら、小論文のテキストも作っていたので、頭の中は大混乱。小論文は「論理…
昨日から2日間ぶっ通しで某予備校のテキストを作成している。 祭りの騒音は何とか乗り切ったが、肝心のテキストはまだ完成を見ない。 4月以来久しぶりの「1日丸々休み」を実感できるかな、と思ったがそうはいかない。 仕事は待ってくれないのだ。 計画性…
酷い二日酔いだ。カーテンを開ける気力もない。 起き抜けに昨日買った水の残りを飲んでから、バファリンとガスモチンを飲む。 ぬるめのシャワーに入る。 それから、カップアイスを半分食べてから、トレドミンとリーゼを2錠ずつ。 カーテン越しに感じる外の…
キリンの大瓶1本。そして、ヱヴィスの500ml1本。 かなり酔いが回っている。 もう、若くない。 C校での5日間の講習が終わった。 最悪の出来だった。 なんなのだろう。 生徒さんたちに失礼だった。 そのような感覚を常に抱きながらの5日間だった。 能力不…
母・父の存在から生じた、いまある自分の存在。 でも、「母・父がいるからあなたがいる。だから母・父を敬いなさい」という道徳的教育は意味をなさない。 特に現代においては。このような因果で子どもたちを説得することはもはや何の意味もなさない。 現代は…
大事な、大事な人の誕生日を祝う。 ありがとう。祝わせてもらって。 ただただ、それだけで、本当に感謝。 命、言い換えれば、生まれて生きて死ぬことは唯一、全人類に平等に備わるもの。 しかも、それは一回性という、取り返しのつかない性質をもつもの。 他…
来年度の仕事を求めて動いているが、なかなか試験や面接などの日程の都合がつかない。 なんだかなぁ。 と、誰かの決め台詞を吐いてみる。 ひとつは、恐縮にも電話で連絡をしてくれた。 説明も丁寧。非常に感謝。 だけど、どうしても試験日程の都合がつかない…
友人の結婚式の2次会の場所で。 そこかしこに日々の縺れから解き放たれた会話が聴こえる。 ちょっと抜け出して、会場の外にある非常階段で煙草を吸う。 そこではじめて、おめでとう、という言葉を聴く。 喧騒の中では放たれない、意識からの言葉を聴く。 直…
部屋のベランダの一角に、木の枝が寄せられている。日々、それらは本数を増やしていく。最近、二羽の鳩が頻繁にやってくる。鳩たちの仕業なのだろうか。 一日の始まりを告げる朝の陽の光が窓から射し込み始める時間になると、パタパタと羽音をさせて、彼女/…
仕事場の窓から外を見ると、街路樹の葉が赤みを帯びるのを通り越して、その水分を失いかけていた。 手を伸ばせば触れられるような距離。乾涸びかけて、風が吹き抜けるたびに枚数を減らしていく。 地上に落ちた葉は、からりからり、地面との間に引き摺れの音…
不動産屋へ行く。現在住んでいる部屋の、三度目の更新だ。 一ヶ月ほど、僕は時期を間違えていた。当然、金の用意をしていなかった。連絡が来て、そこで、気がついた。 八方手を尽くし、なんとか金を用意して、自転車に乗り不動産屋へと向う。 目黒銀座から山…
蒲団から起き出したら、十五時だった。 目覚ましが止まっている。 止めた記憶はない。 夜中、洗濯をして、仕事を前倒ししてやり、本を読んだ。 朝と呼ばれる時間に蒲団に入った、そんな記憶がある。 アホです、な。 陽も落ちたよ。 何もない、しあわせ。 こ…
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やらなければならない仕事から逃避して、船着場のベンチに座る。 太陽が真正面にいる。眼の中に射し込む光が網膜の表面で散乱して放射線状にその白さを散らせる。 埃のような白い虫が舞い踊る。季節外れの陽気に羽化したのだろうか。空中で細かく、軽やかに…
無理しないように。 気を遣ってくれるのは嬉しいけれど。 僕はどうにでもなるのだから。 こんな時くらい、自分に素直でいてくださいな。 よろしく。 じゃないと、僕みたいになるよww。
(10.12 加筆修正) 1×年前、僕は宮城に暮らしていた。県立白石高校というところに通っていた。 今では珍しくなってしまった、公立の男子校である。 隣の市にある同じ県立の男子校だった、角田高校と毎年定期戦というものをする。 「白角定期戦」。「県南の…
ああ、涼しい。いいことだ。電気代も減るさ。この夏はエアコンをオンにするのを極力避けて扇風機に切り替えたおかげで、電気代がいつもの半分で済んだ。すばらしい。 季節が移り変わっていくにしたがって、氷を入れてコーヒーを飲む機会が減ってきた。今は、…
ここのところ、いろいろと記憶○○年分を巻き戻していて思ったこと。 楽しかったという記憶が何にも出てこないということ。 楽しかったこと、あるのです。たくさん。あのときこのときって、たくさん指を折ることができる。 だけど、それらはすべて本の目次のよ…
まぁ、とかくこの世にはいろいろと御座いまして。 一席お付き合い願いたく。 まぁなんですね、時間を巻き戻してある感情に至る前のあっしの存在のあり方を取り戻そうとしたわけでございます。 まぁ、それが思ったより短い時間で済んだんで、良かったんですが…
a void. there may be nobody. but i knew it.
あぢぢぢぢぢ。 久しぶりにスーツを着ての感想。たかが池袋へ行って、仕事の面接を受けただけなのですが。普段スーツを着て外回りをしていらっしゃる方々、あなた方はすばらしい。偉大だ。それがよおくわかりました。「よおく」は感情の度合いを表すためにわ…
タバコを買いに十八時半くらいに外へでたら、かなり涼しい。吃驚した。いかに自分の部屋の風通しが悪いのか、身をもって知りました。自分の内にある気持ちと呼応して、そこにある空気が、もん、もん、むん、むん、としていることにも。最近は押入れの中で雨…
真夜中。 夜空が光る。パッと黄色味がかった光があふれたかと思うと、次の瞬間には雷鳴が轟いた。それまで弱く、ふったりやんだりしていた雨が、いきなり間断なく落ちはじめた。商店街である部屋の前の通りから、徐々に人の話し声が消えていった。 開けてい…
青空がひろがっている。 昨日の帰り道で見た、先週、車のタイヤに圧された鳩の死体はアスファルトの上から消え去ろうとしていた。陽の光によって干乾び、粉になり風に乗って、四方へと拡散していくようだ。これが風葬というものなんだろうと思う。 電気代を…
天気予報は雨。雨が降れば部屋の窓を開けておくことができない。 陽が落ちて都市部独特の明るい闇と化した空がストロボライトのように光る。風が徐々に強く、冷たくなっていく。 通りの行く人の声が開け放った窓に飛びこんでくる。 「すごいね」「やばいね」…
夕方、煙草を買いに駅の方へ足を運んだ。いつもの道順を、いつもの通りを歩いていった。雨が近いのだろうか、昨日よりはいくらか涼しく、少しく気持ちのいい風も通りを吹き抜けていった。 いつものガード下へ向って歩いていた。鳩が一羽、車に轢かれたのであ…
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御晩です。 "to the world"を更新しました。 様々なものが生きていました。 嬉しかったです。 ―――――――――――――――――――― 「今日のもう一曲」:"Who Took The Happiness Out?" by The Dirty Dozen Brass Band … たまには。 「今日のあと一曲」:"オアシスへようこ…