2005-01-01から1年間の記事一覧

bye-bye, hello, bye

今日、今年最後の仕事からの帰り道、いつもの公園に立ち寄った。最近は寒さが増し、猫たちの姿を見ることがなかなかできなかった。 落ち着いた天気が彼女、彼らを誘い出したのだろう。今日は、ほとんどの猫が顔を出していた。遠目からその姿を眺めながら、煙…

porcupine's paper

375

merry christmas

最近はずっと呑んだくれていた。毎日、毎日。 酔い潰れたいのに、記憶を失くしてしまいたいのに、できない。そんな日々がひとつずつ続いていた。 週が変われば、真逆の生活になる。そうなれば、きっと、そんな先週までの日々を懐かしむことだろう。 くちびる…

porcupine's paper

374

porcupine's paper

373

what i want

何をしても埋まらない穴を内に飼っている。 世界の中で手にとって、耳で聴いて、眼で追って掴めるものは砂のようなものだ。掴んだもので穴を埋める。だけど、さらさらと落ちて、また、元の大きさの穴がぽっかりと姿を現す。仕方がないので、こうしてここに言…

porcupine's paper

372

how many times do i have to lose?

僕の眼の、世界の見え方が気に食わない。 どうしてそう見えてしまうのだろう。最低。 でも、すべては僕が悪いのです。 それだけはわかっています。 新しい写真を掲載しました。 「今日の一曲」:nothing

porcupine's paper

370

it is sad to live

せつないですね。 なにごとも。 新しい写真を掲載しました。 「今日の一曲」:"Waiting For The Sirens' Call" by New Order http://new-order.lyrics-songs.com/lyrics/153117/

porcupine's paper

369

so sorry

一連のマンション耐震設計偽造問題で、ふたりの宮城人が世間を揺るがせている。恥ずかしい。何にもならないけど、同じ宮城人として謝ります。ごめんなさい。 恥知らずたち。下品なひとたち。 先日、宮城県の知事が交代した。新任の彼は公立高校の男女別学制…

forever

I mourn over Takeo Yamashita. Forever. 感謝。

just give me one more night, i'll never let you go

仕事場の窓から外を見ると、街路樹の葉が赤みを帯びるのを通り越して、その水分を失いかけていた。 手を伸ばせば触れられるような距離。乾涸びかけて、風が吹き抜けるたびに枚数を減らしていく。 地上に落ちた葉は、からりからり、地面との間に引き摺れの音…

porcupine's paper

368

under the winter's sky

馬鹿になりたくなかった。だけど、なってしまった。 今日はそんなことを思うことの繰り返し。 なんの意味もない。 新しい写真を掲載しました。 「今日の一曲」:"Not Forever" by Popsicle

porcupine's paper

367

cloth

久方ぶりに、革のアウターなんぞを引っ張り出して、着ている。 ちょっと変な気分だ。 新しい写真を掲載しました。 「今日の一曲」:"Witch Hunt" by Wayne Shorter

porcupine's paper

366

smile for the dog

今日も暗くなるまで船着場にいた。 ずっと音楽を聴いていた。 飛んでいく雲を見ていた。 寒さを感じていた。 片足の欠けた鳩が眼の前に舞い降りた。 いつものように、僕に餌がないことを知ると、くるりと踵を返した。 よたりよたりと向こうの方へ歩いていく…

porcupine's paper

365

dream #4365

昨日の夜、夢を見た。 心にいた人と口づけをした。 その後、見知らぬ男が目の前に現れて、僕の両手の甲を切り刻んだ。 血は吹き出なかった。 甲に穿たれた割れるように開いた線のところどころに、じわりと玉のように盛り上がってくるだけだった。 朝、テレヴ…

porcupine's paper

364

les moineaux

不動産屋へ行く。現在住んでいる部屋の、三度目の更新だ。 一ヶ月ほど、僕は時期を間違えていた。当然、金の用意をしていなかった。連絡が来て、そこで、気がついた。 八方手を尽くし、なんとか金を用意して、自転車に乗り不動産屋へと向う。 目黒銀座から山…

porcupine's paper

363

i overslept

蒲団から起き出したら、十五時だった。 目覚ましが止まっている。 止めた記憶はない。 夜中、洗濯をして、仕事を前倒ししてやり、本を読んだ。 朝と呼ばれる時間に蒲団に入った、そんな記憶がある。 アホです、な。 陽も落ちたよ。 何もない、しあわせ。 こ…

repetition of the same thing

仕事前にちょっと船着場に。 光が無いだけで、同じことの繰り返し。 でも時間だけが進んでいく。 それが幸せって、そして仕合わせってこと。 ―――――――――――――――――――― 「今日の一曲」:"It's Alright, Ma (I'm Only Bleeding)" by Bob Dylan … そんな感じ。 ―――…

porcupine's paper

362

in the light

やらなければならない仕事から逃避して、船着場のベンチに座る。 太陽が真正面にいる。眼の中に射し込む光が網膜の表面で散乱して放射線状にその白さを散らせる。 埃のような白い虫が舞い踊る。季節外れの陽気に羽化したのだろうか。空中で細かく、軽やかに…

i'm so sorry

今日の夜、仕事の帰り道、いつもの公園を通って帰った。 公園の隣にある小さな神社を住処にしている猫といつものように遊びながら帰ろうと思ったのだが、先客がふたりいた。 お互いの身体を弄りあいながら熱烈なキスを交わすふたりがいた。 男のひろげた腕が…