2018-01-01から1年間の記事一覧
#518
夕餉にチキンラーメンを食すべく器を出そうとしたその刹那、隣に置いておいたお気に入りの茶碗をガス台のあるべき所へ落としてしまった。四散。やはり、よい器は割れるとき乾いた聞き心地の良い音をたてるものだ。 チキンラーメンはうまかった。もちろん、卵…
#517
#516
#515
#514
やっと秋になったと思ったら、にわかに夏日となり、冬は遠いなとうんざりしていたら、ここのところの冷え込み。ちょっとだけ、僕はうれしい。 ピート・シェリーが死んだ。 また時代が僕の過去を引き摺りながらあずかり知らぬ方へと進んだ。バズコックスはも…
今日からコーヒーの淹れ方を、水出しからコーヒーメーカーを使ったドリップに変更する。いくら東北人だからといって、ここのところ冷たいコーヒーばかり飲んでいたら、さすがに暖かいコーヒーを飲みたくなるのも自明の理であるような気がする。 先日、普段持…
そうか。今日は「三味線の日」だ。
プリンターの調子が、どうにもよくない。一回のプリントアウトごとに電源を落とさないと、印刷がままならない。一度稼働し終えると、すぐにエラーの警告音が鳴り、エラーメッセージがモノクロのディスプレイに浮かぶ。 はてさて、どうしたものやら。着たきり…
しばらくこのたわいもない日記を書く行為から距離をとっていた時間の向こう、何のことはない、あの油地獄の夏は過ぎ去っていったみたいだ。部屋に居ようが街に居ようが、秋のもつさらりとした空気感が僕の身体にまとわりついてくるようになっていた。まった…
近頃、僕は「〇〇・オ・レ」ものに少しやられている。 水出しで淹れた冷たいコーヒーと、これまた冷えた牛乳に少し多めのきび砂糖を投入して甘ったるいアイス・カフェオレに。 セイロンティーも水出しで淹れて、冷製ロイヤルミルクティーに。 また、ほうじ茶…
対人恐怖心性、発動中。ここのところ、ずっと。 この歳になっても、まだこれは克服できていない。子どもの時のまま。なぜだろう、乗り越えようとはしているのだけれど。情けない限り。 ――壁の高さ、向こうが見えない。 そして、分厚い。密度も高い。武鑓じゃ…
朝、曇天、弱い雨も強くなり切れない風が吹く。ゴミを集積所に出してからしばらくして、叩きつけるような雨が降ってきた。これもまた、台風21号の影響なのだろうか。 昨日の、何もない親父の七回目の命日もすぎて、どうにも人間は他者の不在を織り込んでいき…
朝、すぐにでも泣き出しそうな空模様。ゴミ出し。電信柱の下のゴミ置き場に自分のゴミを置き、上からネットをゴミ袋を包むように被せる。その足で知覚のコンビニへ向かう。たまご蒸しパンを二個と低脂肪乳を二本購入し、部屋に戻る。外の冷ややかな空気の中…
朝、雨降り。昨日とは打って変わって、涼夏。時間が経つごとに雨脚は弱まり、午後以降曇天。 午前中は何も考えられず。 午後、遅い昼食をとろうと食器を扱っていたら、茶碗が手から滑り落ちた。それをきっかけに、付近に重ねてあった他の食器も一斉に崩れた…
朝、穏やかなれど曇天。昼過ぎから雷雨とのこと。夜、雨降り。 為すべきことあれど、心進まず。為すべきことあれど、頭の中見通しよからず。為すべきことあれど、身体伴わず。 人口に膾炙した歌を集めて、スポティファイ上にオールタイムベストを通時的配置…
朝、晴れ、蒸す。昼、晴れ、蒸す。夜、風強し。 僕の故郷、宮城が雨降りで大変なことになっているらしい。日本海側の地方ではないだけまだましなのだろうが、それでも心配にはなる。祖父の代からの墓があるだけで、実家は物理的な意味で跡形もない。それでも…
(記事中の)lowest クラスの環境で、しかも父子家庭でありながらも、東北は宮城くんだりから、東京の私立大、しかも融通の利かない文学部なんぞに進学させてくれた親父に心から感謝を。 彼が生きている間にお礼を言わなくてはいけなかったのだろう。だが、…
朝、晴れ。午後、曇天。夜、降雨なし。 夜半過ぎ。仕事をやる気もせず、ぼうっとしながら音楽をとっかえひっかえかけては聞いていた。 夜中に、ほうじ茶ラテを試しに作って飲んでみる。以外に美味しい。こんなふうに、最近はコーヒーとお茶を水出しで淹れる…
なんだかんだで日常の記しをつけられなかった。とはいえ、特記事項は何もなかった。ただ生きて、ただ時間を過ごして。 在宅仕事が大量にある。自分に甘い性質から、自分の部屋の中では仕事が進まない。手を付けられない場合もある。 何か良い薬はないものか…
クラークスのサイズ感はいつ変わったのだろうか? なぜ表記サイズより大きめ感が強くなったのだろうか? マーケティングの結果により変えたのだろうか。 でも、なぜ? サイズを選ぶときの難度が高くなったのだ、個人的に。 う~む。
天気晴朗なれど風強し。 水出しで淹れた玄米茶は存外に美味しい。水出しでも炒った玄米の風味は残るものなのだなと、僕の中の古びた認識を少しばかり更新する。 一枚処理しても、また一枚増えているような錯覚に陥る。未来永劫これが続くのではないかと、一…
前の仕事で心を使い過ぎたような気がする。どうもこの三日間は、次の仕事にとりかかろうとしているのだが、実際の行動にうまくつながっていかない。われながら、ずいぶんと、打たれ弱くなったものだと、あらためて思い知る。 この眼の前にうずたかく積み上げ…
いましがた、応募していた〇〇からメールが届いた。不採用とのこと――笑わば笑え、このダメっぷりを。 ダウナー。だけど、聞こえてくる歌だけは、ちょっとポジティヴであってほしい。
いいこともあれば、わるいこともある。「だからこれからは未来世代のためにここはこうしよう」――そうやってほぼほぼ全ての世界はバランスをとってきたはずだし、そしてこれからもそうして世界のあり方は日々変容していくだろう。 僕は今年も、なんだかんだと…
どうにもこうにも終わりという時の位置が見えてこない。これは仕事の無間地獄の只中にいるということなのか。 気分転換に日記を書く。 一週間ほど前に「水出しコーヒー」を淹れようと思い立ち、道具を揃えた。揃えたといってもコーヒー豆とハリオ製の水出し…
仕事部屋にしている四畳半の部屋の畳の上に、なにやら何かが粉砕したような灰色の欠片がパラパラと落ちていた。いくつかその欠片をひろい上げゴミ袋に放り込んだ。そこではたと気づいた。椅子の脚に付いているキャスターを覗きこんだ。 気づきは当たっていた…
台風一過、晴天。 未明過ぎ、台風からの影響がピークだった頃、溜まった世事を少しでも片付けるために、床から起き出して机に向かう。はかどらないが、それをいつものことと意味づけてしまう自分に幻滅する。 台風の夜は上滑りしたまま、止まらない。 この台…
台風13号。 パラパラと生える右のもみあげを剃り忘れて仕事へ行く。新幹線に乗ってから気づく、この悲しさ。 仕事。クオリティの低さ。申し訳ない。 電車が運転を見合わせる前に、部屋にたどり着く。綾瀬駅に着き、駅からすこし離れた自転車置場へと向かう。…