しばらくこのたわいもない日記を書く行為から距離をとっていた時間の向こう、何のことはない、あの油地獄の夏は過ぎ去っていったみたいだ。部屋に居ようが街に居ようが、秋のもつさらりとした空気感が僕の身体にまとわりついてくるようになっていた。まった…
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