今日も暗くなるまで船着場にいた。 ずっと音楽を聴いていた。 飛んでいく雲を見ていた。 寒さを感じていた。 片足の欠けた鳩が眼の前に舞い降りた。 いつものように、僕に餌がないことを知ると、くるりと踵を返した。 よたりよたりと向こうの方へ歩いていく…
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