attached 101it on a mini camera stand

 入手してから1か月弱、BOSE 101IT-R を机の上に置いて、その鳴りっぷりを愉しんだ。前の拙文でも述べたが、若い頃の陰も陽も含んだ時代にレイドバックさせてもらった。

 当時は101MMを使用していたが、今回は同じ101でもit-Rである。やはり音の質は、同じBOSEでも多少味付けが異なる。

 設置だが、はじめは机の上にカーボン製の薄いインシュレーターを3点支持で置き、その上に101itをセットしていた。しかし、誰がどう聴いても101itの性能を、キャラクターを発揮するところまでには至っていない。隣の駅の東急ハンズで檜無垢材の45mm角のサイコロを6つ調達し、インシュレーターと重ね合わせるように3つずつスピーカーの下に置いた。これで約4.8cmほどかさ上げできた。

 出音が変わった。101itようのウェーヴシステムの効果を聴き取れるようになった。筐体の大きさに比して豊かな低音域を表現している。多少はぼわついているようにも聴こえるが、「あぁこうだったけな、BOSEの101って」と感慨に少し浸ってみれるくらいの音の雰囲気を造り上げている。

 そして、今日、またセッティングを変えてみた。これは後日書こう。かなりの裏技に関する情報をネット上からすくい取り、実行してみたのだ。気が向けば写真もアップしたいなと思っている。