すっかり自己嫌悪モードに入る。こんなときは音楽を鳴らして、生活の流れを変えた方がよいと思う。だが、モードがモードだけに、衒いのない音楽は避けたい。France GallのようなポップやSly & The Family Stoneのようなファンクネスなどは禁物だ。ジャズの中でシャッフルをかけ最初に鳴ったのがBill Evans Trioの"Quiet Now"。「そうだよな、こういうときは自分を静かな状態に置かなきゃな」と無理矢理コンピューターの選曲を正当化してみる。
アッパー系の曲や演奏、歌モノを飛ばしながら何曲かの演奏を聴く。心のどこかが揺らぎつつも、歯医者に行く準備をする。今日は先日抜いた歯のところにブリッジをつけてもらう予定だ。〔つづく〕