ここで仕事をしようとすると、パソコンでの作業に伴う資料を広げられなくなった。また、住環境の都合上大音量を出せるオーディオ器材を揃えられない。よってアナログを聴くのは我慢して、音源をCDのリッピングとダウンロードする音源に絞った。そうしてリスニングにはパソコンが必要となり、必然的にリスニングフィールドはこの仕事兼用の机の上となってしまった。
現在の机上のサイズは横90cm*縦60cmだ。その上にパソコンと外付けハードディスクが2台、アンプとスピーカー2台、そして文房具を入れている容器が3つ。これらが入り乱れている。そんな机で仕事をしている。音楽を聴いている。そこで、ここ数日、長らく使用してきてほのかな愛着もあるこの机だが、これを新しい机と取り換えて机上の面積を増やそうと画策している。テキストやそれのたたき台の資料問題、服にCDなどがごちゃ混ぜカオス状態と化している4畳半の、せめて机周辺だけでも、いい仕事をするため、そしてもう少しいい音で音楽を聴くために手を入れないと。
(つづく)
(承前)
Web上で次代の机を探しを始めた。タイム感のリハビリも兼ねて。
まずは、様々な机を見て学習をする。サイズ感、材料ごとの特徴、天板に使われた塗料、価格帯などを調べていく。
(つづく)
(承前)
ウェブ上を時間をかけさまよい分かったこと――僕の希望する机は、既製品にはないということ。
ならば「オーダーメイド」でとなる展開なのだが、如何せんお代が高くつきすぎる。たしかにどこぞの工房で職人に希望通りの机をオーダーしたいのは山々だ。だが今の僕の経済状況はそれを許さない。
そうこうして、結局のところ、机の購買はあきらめた。方向転換して、希望のサイズのダイニングテーブルを導入しようと決心した。ダイニングテーブルだと何種類か希望のサイズに近い製品が何点か販売されている。その中にはあの「ニトリ」製もある。侮れず。
これから決定に向けて熟考する。これがキメられないと、後々の仕事の質に関わるので、ありったけの想像力と昔、自由が丘の"six"で買った布製メジャーを駆使して、納得できるテーブルを決めたいと思う。
しかし、机をウェブ上に探し回って分かったことは、「机」「デスク」というカテゴリーでは奥行きのサイズが短いモノが圧倒的多数だということ。このカテゴリーの主たる消費者はまだ若い世代だろうから、その世代の住環境を勘案して(忖度して)サイズ決定しているのだろうな。僕が学生の頃はまだ大ぶりの机が売られていた。しかし、それらは今ヴィンテージ品となり、かなり高価だ。僕にはとても手を出せない。ダイニングテーブルというカテゴリーは「家族」の存在が前提条件となっているので、多様なサイズのモノが揃っている。
だから、応用する。