series of failures

 Uターンを念頭に転職・就職活動を続けているのだが、偏ったスキルや経歴、高年齢、そして自らの無知ぶりを曝け出すだけの筆記試験などの「壁」に阻まれて、不採用という企業側の判断を、送られてくる薄く小振りな封筒の中に入っているA4サイズの紙切れ一枚で繰り返し受け取るばかりの日々である。
 いつになれば、この負の連鎖から逃れられるのだろう。
 頭の中の僕の自意識は枯れ果てて、自立するのもままならなくなってきた。