ここから、はじまり。
仕事モードに入れなくて、難儀する。ラジオはタヒチ80のハートビートを流している。軽くレイドバックする。そして、復帰。
いくら書いても、減らない、減っていないように感じる。電車の時間があるので、いいところで区切りをつけなければならないのだが、いま僕の眼の前にある原稿に後ろ髪をひかれる。
四日間の集中講座のための荷造りをする。あいもかわらず「アレもコレも」と収拾がつきそうにない。なかったら、忘れたら、もうそれでいいやと自分の心をだましすかめし、バッグのファスナーを滑らせ、とじる。
カメラをバッグに入れるのを忘れた。気づいてしまった。ダウナーの方向に心が動く。
移動。ホテルに入る。少し仮眠をとってから、授業準備をする。今回作ったテキストは、制限ページ数内に収めるため、いろんな項目を削った。だが、これでは相手の理解に貢献できないと考え、急遽サブテキストを作り、学校へ印刷及び準備を依頼する。
なんとかなってくれればよいのだが。