Onkyo "D-150 Liverpool"

 いま、D-150 Liverpool で the Automatics のアルバムをとっかえひっかえ聴いている。ソースは外付けHDDに収納してあるMP3とFLAC

 
 このラウドスピーカー、スピード感あるんだね。第一印象の見た目からはおとなしめの音か反応遅めの音が出てくると思ったのだけれど。レイトアノラック・パワーポップというジャンルの中心的、代表的バンドを上手に鳴らしている。濃ゆい音の表現は苦手そうなのが垣間見られるのだけれど、
やっぱりオンキヨーのスピーカー、ソースの表現を持ち前のクリアネスで聴かせようと意図しているのがよく分かる。

 「リヴァプール」と銘打っているだけある。「リヴァプール」謳っておいてThe Beatlesの曲が聴けないようじゃまずいものね。さっきビートルズのアルバムを年代順で鳴らしてみたのだが、ちょいと薄味なところがあるが(←オンキヨーらしい)、何の破綻もなく良い音で鳴っていた。

 D-200やD-200Ⅱ、D-500はいったいどんな音がするんだろう。興味が湧いてきた。先立つものはないのだが。リヴァプール・ブラザーズの一番下の姉妹兄弟だけではもの足りない気分なのだ。だってこのD-150はディフュージョンラインだもの。あと出しの。〔了〕