暑さのせいか、あるいは性質なのか、ここに書きたいことがあるのに、心の揺れが止まらず、書くのがままならない。
仙台、ホームで磐田とドロー。
フィッシュマンズを聴く。ベスト盤の『宇宙』を聴く。捨て曲がないフィッシュマンズだが、それらがメンバーの手で再構成されることでより濃度が上がっている。机の上のラウドスピーカーのセッティングを変えたら、そのことが揺れの止まらない心に響きわたって、そして沁みこんでいく。いちいち、詞が、音が、突き刺さってくる。そんな感じのなか、いま、キーボードを叩いている。
だめだ。涙が止まらない。これ以上、『宇宙』を聴けない。もう何も書けない。やっぱり、僕はだめなんだ。こんなだから、だめなんだ。