2週間ぶりのどっぷりディープな休みを過ごしている。トッド・ラングレンとバーデン・パウエルを聴きながら(なんちゅう組み合わせだ)、ビールを3本も空けてしまった。何もしない日がないと酸欠になってしまう僕にとって、今は至福のときを過ごしている。
注文していた机が届いた。素人が日曜大工で作ったような雰囲気(天板やその他ボコボコ、天板の裏面は未塗装など)や大きさは良いのだが、ひとつしくじった。椅子が机の下にうまく入らないのである。ギリギリなのである。椅子を机の下に押し込んでしまわないと蒲団がひけないので、困った。椅子の肘掛けの部分を内側に力を入れて押して、無理矢理しまい込んでいる状態である。
実用性よりも雰囲気を重視する僕としても、これにはちょっと困った。対策を考えねば。
スピーカーのコードを入れ換えてみた。スピーカーコードの特性とスピーカーの音質を勘案してつなぎなおしてみたのだが、う~ん、いまひとつである。それぞれ普通の音になってしまった。それまでそれぞれのスピーカーが表現していた現場感や艶が失われてしまったのである。音が生きていないのである。なんと微妙で微細な世界なのか。オーディオの世界はまるで永遠に、そして完全にパーツの揃わないパズルである。まるで出口のない迷路。
今は酔っ払って手元が覚束ないので、明日すべてを元に戻そうと思っている。
生活と同じである。思った通りに結果は出てくれないものである。
でも、日常という水底から水面へと浮上して口をパクパクさせて吸う酸素は、うまい。
…夜から仕事を再開せねば。補講と冬期講習が待っている。