Isn't it slightly different?

以下、クリエイティヴマンのサマソニページより。

「そして、今回のウラ目玉であり「寝耳に水の奇跡」といえる復活を果たしたのがザ・ラーズ。音楽雑誌等で取り上げられることが少ないにも関わらず、知っている人なら彼らについて何時間でも熱く語ることができる、そんな特別なオーラを持っているアーティストが彼らです。今回の出演決定に至る経緯というのは、『再結成』に対し何の確証もない数年前から、事あるごとに「どんな些細なことでもいいから情報が欲しい」と関係者にリクエストをしていたことから始まります。半ば呆れられながらも根気よく情報を収集した結果、「日本最速最優先!」でサマーソニック出演決定という衝撃的かつ感動的な言葉をもらいました。
この重大なことを、敢えてヒントを出さず、さり気なく発表したのは、ラーズらしさを加味しつつ、ただひたすら、みんなにも心を震わせて欲しかったからです。このバンドのためだけにSUMMER SONIC05に参加するオーディエンスも多いと思います。「ゼア・シー・ゴーズ」を生で見る時が来るなんて・・・・・・。」

・・・ 呼び屋さんのメンタリティの程度の低さに呆れる。
  悲しいを通り越して寂しさをおぼえる。
  生で聴く"There She Goes"もいいだろう。確かに僕らは彼らの復活を待ちわびていたのだから。
  でも、それだけに焦点をあてるのは再結成した彼らに失礼ではないのか。
  いくら金に困っているとはいえ、なにも古い曲だけをやるために再結成したのではないだろう。
  ずっとクリエイティヴマンが彼らの動向を追いかけてきたのはわかる。
  その経緯からサマソニ最優先を勝ち取ったクリエイティヴマンの苦労も理解できる。
  しかし宣伝も大事だけれど、もっと大事にしなければならない部分があるのではないですか。
  様々な紆余曲折を経てきた彼らの、
  この世界に新たに鳴らされるはずの曲の方が重要ではないのですか。
  創作という行為に敬意を払わなすぎると感じるのは僕だけだろうか。

「03年のSUMMER SONICを彷彿とさせるUKフィーバーに、さらなる彩りを添えるのはイアン・ブラウン。セットリストにストーン・ローゼズ時代の曲が確実に入ることを約束してくれました。ザ・ラーズとのダブルの喜びに会場が包まれます。・・・UK祭りとなっている今年のSUMMER SONIC 05。」

・・・ The Stone Roses時代の曲、無理してやらなくてもいいよ。
  たしかにソロ初来日のライヴでアンコールにやってくれた"Sally Sinamon"は良かったよ。
  涙、でたから。
  だけど、今のIan Brownにその行為や身振りは必要がないものではないのですか。
  なぜそこを売りにしなければいけないのですか。
  もうIan Brownはひとりで、二本足で立っているのはみんな認めているのではないのですか。

  クリエイティヴマン様、お仕事お疲れ様です。
  今年の夏、あなた方は「亡霊」を呼びたかったのですね。