2018.04.25

 今年は母親へ、母の日にちなむ贈りものをしないと決めた。

 向こうにも僕が関知しない、夫や子どもなど家族を持っているのだから、僕からの贈りものによって、そこに波風を立てるのも本意ではない。(もっとも「波風」が立つほどのインパクトはないかもしれないが)

 母親には感謝している。この歳になってそんな思いを口にするのもなにか恥ずかしいのだが。母親は僕という存在の根源なのだから、もう二度と会うことはなくとも、フラットな気持ちで感謝の念を抱き続けようと、いまあらためて思う。

 「ありがとう」。