2017.09.09

 時計の針が12を超える頃、帰宅。大学時代に所属していたサークルの後輩と一緒に新宿からそれぞれの棲み処があるところへ電車に乗って、向かう。帰り道に同行してくれた後輩は、とても気配りに長けた人物である。僕よりも年下であるが、見習うべき点が多い。それを気づく毎に自分の至らなさを痛感する。

 彼は僕にとってのメルクマールなのだ。

〔つづく〕